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最新の売れるECサイトのキーワードとは
【EC構築_戦略】EC構築 コンサルティングレポート・コラム no.2
◎このコラムで伝えたいこと
- 最近のECサイトでのリニューアル要望としてキーワードと感じるのは、以下3つです。
1.集客では「ポイント」(会員の囲い込み・リアルとの連動)
2.サイト内では「リコメンド」(お客様ごとに情報をセレクトする)
3.注文後は「定期化」(リピート率アップ)
- ポイントを積極的に使用することで、結果ブランド価値を高めることができるようになる。
ECのリニューアル時や新規立ち上げ時において、お客さまから取り入れたい施策として、ここ最近非常に多く、でてくるキーワードが3つあります。
それは、1つめは集客の強化として「ポイント」、2つめはサイト内の強化として「リコメンド」、3つめは注文後のフォロー強化として「定期化」です。
まず、今回のレポートでは、集客の強化としての「ポイント」についてまとめたいと思います。
ECにおいて「ポイント」制度が導入されることは、特に新しいことではないという印象かもしれません。
ポイントは割引をすることでリピートを促進する、という本来の目的はもちろんあります。
ただし、最新の「ポイント」事情はその目的がより深いものとなっていると言えます。
最新の目的とは、「リアル店舗とECサイトを行き来してもらい、そこから得た情報により付加価値を与えることで、よりお客様の囲い込みをする」ことを狙っています。
2・3年前くらいまでは、リアル店舗はリアル店舗、EC店舗はEC店舗、というように相互の関係をあまりもたせていなかったサイトが多かったのですが、リアルとECを連動させようとしているサイトが増えてきています。
たとえば紀伊國屋書店様は、2010年2月にリアル店舗とEC店舗のポイントカードが連動しました。
これにより、ECサイトのマイページ上で、リアル店舗での購入履歴と、EC店舗での購入履歴を見ることができるようになります。
リアル店舗とEC店舗でお客さまの買い物における行動心理というのは、異なる部分があるものですので、リアル店舗とEC店舗の購入履歴を分析していくことは、よりお客さまにあったレコメンドやアフターフォローなどのサービスを提供できる可能性があるわけです。
これが付加価値となります。
リアル店舗がない場合でも、「リアルとの連動」という例はあります。
たとえばカタログ通販の場合、カタログ上でEC店舗で使えるクーポンをつけることで、ECサイト上へ誘導が可能になります。
■まとめ
ポイントを積極的に使用することで、お客さまへのサービスを向上させ、結果ブランド価値を高めることができるようになるかと思います。
ただ割引だけではなく、お客さまの個人情報をあずかる許可をいただける理由ともなるポイントについて、積極的に使用することは多いに収益をあげる可能性につながると思います。
次は、最新のECキーワードとして、2つめのサイト内「リコメンド」についてまとめます。
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