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AIDMA
[よみ]アイドマ
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの一つ。
注意が喚起され(Attention)
↓
興味が生まれ(Interest)
↓
欲しいと思うようになり(Desire)
↓
記憶され(Memory)
↓
最終的に行動(購入や問い合わせ等)に至る(Action)という決定プロセスです。
このプロセスは、Attentionを「認知段階」、Interest、DesireおよびMemoryを「感情段階」、
Actionを「行動段階」の3段階に分けられます。
「どの段階で、誰に対するコミュニケーション」なのかという、マーケティングの基本とも言えるターゲットの選定が重要な要素となります。
AISAS
[よみ]アイサス
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの一つ。
消費者の購買決定にいたるプロセスが「注意」「興味」「検索」「購買」「情報共有」と
5つから成り立つとする理論です。
従来のAIDMA理論に代わり、インターネットを積極的に活用した新しい消費行動プロセスを
盛り込んだ考え方であり、特にEC分野のマーケティングモデルとして使用されます。
消費者の各行動が英語の頭文字で表されており、それぞれ次のような段階を意味しています。
注意が喚起され(Attention)
↓
興味が生まれ(Interest)
↓
検索し(Search) ・・・Yahoo,Googleで情報を検索
↓
最終的に行動(購入や問い合わせ等)に至る(Action)
↓
情報を共有する(Share) ・・・SNS、口コミサイト、掲示板などの投稿
AIDMA理論との違いとして、AISAS理論には、購買に際して吟味したり考慮したりするための
「記憶」の機会が少なく、代わって「検索」と「情報共有」とが購入決定の要因として重要視されています。
※電通の登録商標。
AISCEAS
[よみ]アイシーズ
消費者の購買決定プロセスモデル「AISAS理論」に「比較」と「検討」の行動プロセスを追加し、補完したモデルです。
有限会社アンヴィコミュニケーションズより提唱されたもので、特にインターネットでの購買行動を指して使われます。
注意が喚起され(Attention)
↓
興味が生まれ(Interest)
↓
検索し(Search) Yahoo,Googleで情報を検索
↓
比較し(Comparison)
↓
検討し(Examination)
↓
最終的に行動(購入や問い合わせ等)に至る(Action)
↓
情報を共有する(Share) ・・・SNS、口コミサイト、掲示板などの投稿
Yahoo知恵袋などのQAサイト、「価格.com」や「アットコスメ」など価格比較サイトを活用し、購入の参考にするという行動がまさにこのモデルです。
ASP
[よみ]エーエスピー
[英名]Application Service Provider
アプリケーションサービスプロバイダの略語。
インターネットを経由し、アプリケーションソフトや各種システム機能を顧客にレンタルする事業者
を指します。
利用者はASP業者に利用料金を支払い、ブラウザソフトを経由し、インターネット上でソフトを
利用します。
アプリケーションをレンタル利用することにより、導入費用や手間などを大幅に削減することが
できるメリットがあります。
また、ユーザーのパソコンには個々のアプリケーションソフトをインストールする必要がなくなるので、
企業内の情報システム部門の負担であるアプリケーションのインストールや管理、および、その
アップグレードなどを独自に行わなくて済むようになります。